固定観念 No.6


固定観念 NO6

 殆どの人が「自分の考え方」という固定した観念で考え、行動しています。

 

 自分の中の「固定観念(常識・教育・知識・習慣・・・)が基準となり、それに反する者を「否定」「批判」「非難」してしまいます。

 この考え方が対人関係において、摩擦を生じる原因となります。

 

 「固定観念」が強ければ強いほど、自己中心的になり、協調性が欠落してきます。

 

 物事を勝手に決め付け強く思う「固定観念」は視野を極端に狭めてしまい「自分の考えは正しい」「他人が間違っている」と相手の言動を認めようとはしません。

 

 これでは円滑な対人関係が出来るはずもなく、次第に孤立することになります。

 物事の捉え方・考え方・思い方・感じ方は決して一つではありません。

 

 幾つもあるものに対して「こうあるべきだ」と強く思う「固定観念」は貴方の『心』を固定してしまい、その思いを遂行するために、それ以外は排除しようとしてしまいます。

 

 これが「否定」「批判」「非難」・・・でこれを続ける限り、人生が良い方向へと進むことは、あり得ません。